女性は共感さえできれば、話の結論が出なくても問題が解決しなくても全然構わない。
多くの男には理解しつらい感覚だろうが、話を聞いてもらい、
「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じることができれば、それで十分満足なのである。
これに対して、男は会話に「結論」や「解決」を求めたがる。そして、それを裏づける「理由」がないと納得しない。
男に女より攻撃的傾向が目立つのも、他者に対する支配欲や所有欲が強いのも、
テストステロンという男性ホルモンによる作用だ。
そして、男は成長に従い、上下関係に厳しいタテ社会において、
どうやって自分が出世をするかということに執心するようになっていく。
自分の序列を気にし、少しでも頭角を現わそうともくろむようになるわけだ。
仕事に対し熱心になるのはここからきているのです。